NaClの佐田です。
スモウルビープログラミング甲子園2024 決勝大会が2025年3月20日(木)に開催されました。
本記事では、スモウルビープログラミング甲子園2024 決勝大会の開催日の様子についてまとめました。
以前、島根県さんの主催で「スモウルビープログラミング甲子園」というプログラミングコンテストが開催されていました。しかし、コロナ禍等の影響もあり2020年を最後に休止となっていました。
一方、当時を知る学生さんや関係者の方より「またスモウルビープログラミング甲子園をやりたい!」という声を聞くことがたびたびあり、弊社としても実現に向けて動き出しました。
そして、2024年度、NaCl主催により「スモウルビープログラミング甲子園2024」として復活しました。
スモウルビープログラミング甲子園2024は、学生ならば誰でも参加できるプログラミングコンテストです。
15マスx15マスのマップ上でAIプログラムでキャラクターを動かしてゴールを目指します。
マップ上には複数のアイテムやトラップがあり、対戦相手のキャラクターよりも多くの加点アイテムを集めてゴールできれば勝利となります。
より詳しく知りたい場合は、公式マニュアル がありますので、そちらをご参照ください。
以下は開催情報です。学生さんにとっては嬉しい賞金額ですね。
多数の参加申し込みいただき、大変ありがとうございました。
予選大会はNaCl社内で行いました。応募されたAIプログラムを運営が用意したAIプログラムと複数回対戦させ、高得点を獲得した上位24組が決勝進出となりました。
決勝大会のトーナメント表ができた時は、誰が勝ち上がるのかでNaCl社内も盛り上がりました。
スモウルビープログラミング甲子園2024 決勝大会の当日、会場となる松江オープンソースラボにて準備をしました。
会場のスクリーンやモニターへの映像を映して、インタビューでのZoomやYouTubeの配信の準備をしました。
1回戦、2回戦は進行の都合で試合時間を短く抑える必要があり、ハイスピードで対戦が進んでいきました。
1ターンの時間も短く、試合の解説が追いつかない場面もありました。
運営スタップとしては、配信のための映像・音声の切り替えや、試合ごとにAIプログラムや対戦マップの切り替えなどを行いました。
予選大会では順位が低かったAIプログラムが、高い順位のAIプログラムに決勝大会で勝つという番狂わせもあり、会場の見学席は盛り上がりました。
予選大会の後、決勝大会に向けてAIプログラムを改良した成果がでたようです。
会場では、勝敗がきまるたびにトーナメント表をリアルタイムで更新していきました。
準決勝になると1ターンの時間も長くなり、じっくり対戦が楽しめるようになりました。
例えば、減点アイテムを避けつつ加点アイテムを取得できるよう、ダイナマイトで効果的に壁を壊していくAIプログラムが現れました。
この動きには、解説者も驚いていました。
3位決定戦、決勝の試合はどちらもトーナメントを勝ち抜いてきた優秀なAIプログラムの試合となり、ハイレベルな戦いとなりました。
相手のAIプログラムがどのアイテムを取っているかを認識して動くなど、運営の予想を超える動きとても盛り上がりました。
スモウルビープログラミング甲子園2024 決勝大会の結果、以下のチームが表彰されました。
実行委員長から表彰があり、今大会の総評が述べられました
表彰された皆様、おめでとうございます。
決勝大会はYouTubeで配信しました。
AIプログラムの対戦だけでなく、ご応募いただいた学生のインタビューもあり、対戦に向けた意気込みやAIプログラムの工夫した点もお話しいただいています。
ぜひ決勝大会の模様をご覧ください。